1)海岸地帯で地震を感じたら直ちに避難
強い地震(震度4以上)や長い時間の揺れを感じたら、直ちに海岸から離れ、急いで高台などの安全な場所へ避難しましょう。
2)揺れが小さくても油断しない
感じた揺れがれ(震度)と地震の規模(マグニチュード)は別です。小さな揺れでも大きな津波になることもあるので、決して油断してはいけません。
3)津波は繰り返し襲ってきます
第1波よりも第2波、第3波の方が高くなることがあります。荷物をとりに戻ったり、様子を見るために海岸へ近寄ってはいけません。
4)津波のスピードは
津波の伝わる速さは時速数百kmにもなる場合があり、津波が見えてからでは逃げ切れません。
5)正しい情報で冷静な行動を
テレビやラジオ、防災無線などで正しい情報を入手し、冷静な行動をとりましょう。
こどもだけで海に行かない
必ず大人と一緒に行こう。大人はこどもから目を離さないようにしましょう。
海に入る前に海の情報を得よう
ライフセーバーがいる場合、聞いてみよう。また、インフォメーションボードも出ているのでそれをチェックしましょう。
潮の流れや満潮・干潮の時間が分かります。
周りと比べて一部分だけ波が立たない所には入らない
このような場所は離岸流が発生している可能性があります。
海に入る前に浜の目標物を2つ以上確認し、海に入ってからも時々確認しよう
自分の位置を常に把握します。もし、位置が変わっている場合は流されているので一度海から上がり別の場所に移動しましょう。
目標物が1つだけだと位置の確認がしずらくなります。また、船やヨットなど動くものは目標物にしてはいけません。
近くに人がいたら助けを呼ぼう
まず、浜の人に助けてサイン(片手を頭の上で左右に振る)を出します。それを見つけた浜の人は近くにライフセーバーがいたら連絡しましょう。
こどもしかいない場合は泳いで助けにいってはいけません。
現在位置を確認して深呼吸しよう
あせってはいけません。むやみに動くと無駄な体力を消費してしまいます。冷静になり自分の位置を把握し、溺れないように大きく息を吸って浮かびましょう。また、浮くものを持っている場合はそれにつかまり落ち着きましょう。
流れに逆らわずに離岸流から逃げよう
沖に流されたと気づけば普通流れに逆らって浜に向かって泳ぎますが、これはエスカレーターを逆向きに進むようなものです。このような場合は流れに対して
真横に泳ぎ、流れを抜けてから浜に戻りましょう。また、泳力がある場合は浜に向かって斜めに泳いで戻りましょう。
流れを抜けてからは、顔が水面上に出て比較的楽に泳げる平泳ぎが良いでしょう。
浜まで泳いで帰れそうもないほど遠くまで流されてしまった場合は無理に泳ぐと危険です。浮いて救助を待ちましょう。
T-バーの付近では返す波の流れがT-バーに沿っています。なので、
T−バーの真横では遊泳しない
江ノ島側で流されると消波ブロックの裏側に流され、波がきた場合消波ブロックにたたきつけられてしまいます。
特にサーフィンの波待ちで知らない間に流されるケースが多いので注意しましょう。